教科書問題が歴史教科書だけなワケ

どうしていつも教科書問題の焦点になるのは
社会の教科書、それも歴史教科書ばっかりなんだろうか。

歴史の授業よりも、小学生の頃の道徳の授業の方が
文化的要素が多い気がするのに。



と思ったので珍しく調べてみた。
教育は専門外だったので面白いことが分かった。
小学校では道徳は正確には教科ではないらしいのだ。

学校教育法施行規則という難しげなキマリの中で
小学校の教育課程は
 ①一般的な教科教育(国語・算数・理科・社会・体育・美術・音楽・家庭科)
 ②特別活動
 ③総合的な学習の時間
 ④道徳教育
の4つの柱に大分されるという。

そして、教科書と呼ばれるものは教科教育のもののみで、
道徳の授業で使われる教材はあくまで副読本にすぎないのだという。
そのため、教科書検定はなく、お金を払って買う必要がある。

教科書検定がないことが教科書問題へ発展しない最大の原因だと考えられる。
国があっせんした、という前提ががない以上、圧力団体が騒ぐ材料になり得ないからだ。

ただし、阿部内閣時の2007年5月の政府教育再生会議では
学校現場で道徳教育の徹底が充分ではないということで
道徳教育を正式な教科にすることを検討していたとのことで、
もしそれが実現されていたとしたら、日本の教科書騒動は
毎春祭り状態になっていたことだろう。


今日のはてなで道徳が教科でないことを知ったのは収穫だった。
教員の裁量にまかされているから毎回裏山授業だったわけだ。
小学校の道徳の授業が一番今役立っている気がする。
何が正しいかなんておよそ個人的な観念の問題だけど
道徳教育が観念形成へ及ぼす影響は大きいのだ。

と本日もNUDAを飲みながら思う。
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by eringish | 2009-05-29 22:20 | 今日のはてな  

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