いまさらながら一日ブログ記者 シカン展

ええと、9月28日に黄金の都シカン展の一日ブログ記者として行ってきました。
遅ればせながら、ちょこっとレポート。

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シカン文明が栄えたのは、ペルーの北の方。
この文明が最盛期を誇ったのはさほど昔のことではなく、(とはいっても私が生まれるだいぶ前)
だいたい日本では紫式部や清少納言がベストセラーになっていたくらいの年代。
まぁ、だいたい10世紀から11世紀くらいだといわれている。
ちなみにインカ文明はもう少しあとで、15世紀前後から。


今回展示されたのは、ペルーのイリノイ大学で考古学の教授をしている島田教授が掘り当てた
ロロ神殿横の墓から出土した埋蔵品の数々。
海のエジプト展といい、今回のシカン展といい、最近のパビリオンには
テレビのディスプレイが設置されていることが多い気がする。
今回も映像による解説があり、NHKで見たことがある気がするドキュメンタリーが流れていた。
これが最近流行りのNHKアーカイブスだろうか。
お茶の間で流れていた映像を博物館なんかで見てしまうと、なんだかチープな印象を受けてしまうものの、
実際の展示品を目の当たりにしての映像解説は補完効果というか、臨場感があって、意外とよかった。

さて、展示品。
細かい部分は省くとして、私が興味をひきつけられた品だけ解説。

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小人の土偶を作る型だそうだ。
墓だけに生贄だけでなく副葬品もたくさん献上したのだろう。
けど、こういう土偶を量産するための器具があったというのは驚き。
もしこの遺跡が日本で見つかっていたら、この形のまんじゅうかベビーカステラがお土産になるに違いない。
結構かわいい顔をしている。


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これは、「ケロ」。
祭礼用の杯だ。ゴールドで出来ていて、さまざまな装飾が施されている。
祭礼用の品には王族の間で信仰されている神、シカン神のモチーフが多用されている。
この展示ではどこにいってもシカン神の顔ばかり見てしまい、ちょっと食傷気味。
けど、お面の顔とは違ってモチーフとして使われているシカン神柄は案外とかわいい。

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こちらのケロにはシカン神とヒキガエルのモチーフが使われている。
いわば「ゲロゲロケロ」(笑
ヒキガエルは猛毒を持っているから、神様の像とあわせて権力の象徴とかなんだろう。
当時こんなかわいい杯をイカツイ王様とかが偉そうな顔で使っていたのかと思うとなんとなく滑稽だ。


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もしこれがチチカカとかで3000円くらいで売っていたら絶対買ってしまうと思われる魚型の土器。
祭礼用だけでなく、実際に壺として使われていたみたい。

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これなんかも超ラブリー。
復刻版とかを売り出してくれれば買うんだけどなぁ~
何に使えばいいかは分からないけどさ。


この展示会に4時くらいに行ったんだけど、空いてた割に見る時間が結構必要で、
会場内を行ったり来たりしている間にあっという間に閉館時間になってしまった。
海のエジプト展を見に行った直後だったから、スケールの大きさと比較すると
どうしても見劣りしてしまうところもあったけど、
それでも何人もの人間がこれらの展示品とともに生き、死に、
そして何世紀か後にこの神殿の存在を信じて渡米し、生涯をかける人がいるだなんて、
やっぱりそれはすごいことなんだと思う。
いい体験をした。

ちなみにこの展示はもう終わってしまっているので、見たい人は南米まで行ってきてください。
でぞれー
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by eringish | 2009-11-16 22:18 | 勉強とか  

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