2005年 02月 05日 ( 3 )

 

ピリピリした食卓

彼女の機嫌が悪いときは
機転を利かせたつもりのB型人間
私と彼がバカ話をしたりして
少しでも和やかなバランスを保つように
努めていた

それまで辛うじて0度を保っていた水が
氷点を一気に下回り薄い氷の膜を造った

彼女は声を荒げた
食卓は今までと違う種類の空気につつまれ
どこかで氷の割れるような音がした
花が 足が スリッパが
彼女はそのすべてが気に入らない
泣きそうになりながら彼女は私を罰する
今までの失敗を
今までの彼女を不快にさせた様々な出来事を

彼の怒号が哀しく重く突き刺さった
「なんなんだよ!どうしちゃったんだよ!」
彼女の具合が悪いからと腕によりをかけて作った料理
彼女はおいしいとひとことも言わない。
それどころか彼が散らかした台所のありさまを見て
さらに苛立つ。

両者の激しい怒号を聞きながら頭は冷静を保とうとしている
今泣くべきなのは私じゃない泣きたいのは彼女なのだ
自分が混乱しているのは私かもしれないけれど
それはおそらく彼女もなのだ

彼女は私を指してあんたみたいに弱い人間じゃないから
と言い捨てて隣の部屋で寝ている。

強い人間は相手に不愉快さを与えてもいいのか
強い人間は人に感謝しなくていいのか
それなら弱いままで強くなってやろうじゃんか

明日家を出ようと決めた
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by eringish | 2005-02-05 23:06 | ワシ的発言  

大成功

やりました。
仮免技能一発合格なり。
ハンドブレーキをおろさないまま
発進したり
脱輪を気にしすぎるあまり左折が
かなり大回りになって冷や汗さんだったけど
あとは水曜に筆記を受けて
やっと路上にでれる。
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by eringish | 2005-02-05 19:51 | 勉強とか  

川の流れは絶えずして行き交ふ人もまた旅人なり。

1月のはじめにもらった干し柿はとうとうひからびてしまった。

年末に送られてきたカレンダーはいつの間にかブロンドの髪の女性から
黒髪のエキゾチックな女性へと変わっていた。
窓からは去年降った雪がまだ見えるというのに。

久しぶりに通った細道ではやる気のないガードマンが
工事中の看板を背にめったに通らない通行人に
必要のない合図を出している。
そこにあるはずの広い畑は杭が打ち込まれ
一定の規則だったやり方で区分けされていた。
私の好きな場所だった。
ときどき見かけた畑の少し腰の曲がった主のことを思った。

思い出の場所には新しいものが来て
新しい思い出の場所を彼らの記憶に刻み込む。
もうこの道を通る必要はない。
現実感がなくなる前に私の中に閉じ込めよう。
彼らと私は関係ない。
それに人は他者の記憶には無関心なのだ。

暗くなった帰り道落ちていたアクセサリーの片方を
拾って
捨てた
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by eringish | 2005-02-05 19:45 | ワシ的詩文  

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