2005年 06月 19日 ( 1 )

 

旅行したい。

最近ブログも放置気味なのでそろそろ何か文章を書かなきゃなという心境でキーボードに向かう。特に書くことがなかったわけではないのだけど文章を書くことがひどく億劫でアウトプットよりもインプットばかりしていたのだ。なんて書くとなんか聞こえがいいけどつまりは読書をしていただけ。

旅行に行きたくてうずうずしているのだけど
費用と時間がないためにいけない。
そんなとき役に立つのが旅行記だ。
三鷹の古本屋で『上海の西、デリーの東(著作:素樹文生)』
という本を見つけた。
きっとどこにでもあるバックパッカー旅行記なのだけれど
それをやったことがない、それにあこがれている自分としては
興味津々で読みふけられる一冊になった。

中国、ベトナム、カンボジア、タイを通ってインドまで行く
スケールの大きな旅行の様子が臨場感あふれる文章。
椎名誠のような軽い口調で書かれているものだから
どんどん読めてしまってもったいない。
電車の中でだけ読もうと決めた。

文化について書かれた本を読むのも面白いのだけど
時々標本的だなぁと思う。
こんな習慣があります、由来はこれこれで
意義はこれこれでこのように行います・・・
知識欲を満たすためにはこれでおなかいっぱい
にはなるんだけど一味足りないなという感じ。
旅行記だとこの辺の事柄については著者の知識のあいまいさに
記述もあいまいなままにごまかされるんだけど、
文化の内部で起きているアクチュアリテが如実に現れていて
面白いなと思う。

たとえば中国では旧暦のお正月に悪霊退治の意味も込めて
爆竹を鳴らすのだけれど
多くの日本人がそうしているように中国の人も
自分の故郷に帰ってお正月を迎えるわけで。
お正月の前の電車はそれはもうすごいことになっているんだそうな。
汚い電車にぎゅうぎゅう詰めになって帰省するのが
中国人の年中行事の一つで、当然座る場所もない。
そんな電車の中で、新年準備のための爆竹を
これでもかというほど詰めた麻袋を座布団代わりに座っている
お年寄りがいたりして。
そしてその周りでは実に中国人らしく
ひっきりなしにタバコを吸いまくっていて。
当然灰皿なんてないもんだから吸殻は火のついたまま
床にポイ捨てで。
爆竹で電車が吹っ飛ぶ事故も多発しているんだとか。

まあこの話は1994年現在の時間軸で書かれているので
さすがに今は規制厳しくて持込みも制限されているのだろうけれど。
(ちなみに北京など大都市での夜間の爆竹は禁止された)
こんな話を聞くとダイナミックでしょ。ほんとかなとか思うでしょ。
いってみたくなるでしょ。
社会人になる前に行きたいな~
当分は読書でがまんです。
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by eringish | 2005-06-19 22:02 | ワシ的発言  

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