2005年 09月 27日 ( 1 )

 

中国的卡拉OK事情

バイト先のシフト面子で突然カラオケに行くことになった。
中国人のカラオケ好きは噂に聞いていて実際どうなのか
この目で確かめたくて一緒に行くことにした。
今日のシフトの人全員の仕事が終わってから、という
ことなので22時半スタートというしょっぱなから彼らの
カラオケにかける情熱のようなものが伝わってきて
終バスもないし・・・と怖気づくように「最初の1時間で帰る」
と宣言した。
台風18号が近づく立川の夜のことである。

用務員のおじさんに「今日はカラオケなんて行ってると帰れなくなるぞぉ」
とおどされながら早番の仕事を終えつぶしにつぶした5時間。
ようやく集合の時間になった。さすが夜シフトはベテラン揃いだった
こともあり終了時刻には着替えまでできているという風体。
いかにあたしが足を引っ張っているかにちょっと反省し、
更衣室で遅番の龍と王と合流。
「今日カラオケ行くっしょ?」
「カラオケ?そんな話聞いてないよ、誰、言ったの?」と龍。
「あたし終電ないからだめだよ、いけない」と王。
中国人内部では話がまとまっていた計画なのかと思ってたから
5時間待って中止はありえないと思いあせりだすあたし。
「下で彼氏、待ってるよ」トドメのひとこと。
やぶれかぶれやぶれかぶれ「じゃあ彼氏も一緒に!」

22時25分くらいに入店してとりあえず2時間頼む。
飲み放題はデフォルトでつけるらしい。
アルコールで一番安いコースをつける。
人数は6人。姜、趙、崔、龍、龍の彼氏、あたし。
自分以外中国人ということもあってなかなか選曲に迷う。
崔くんが気を利かせてあたしが唯一知っている中国の曲を
入れてくれる。そのほかは思い思いに新しいのか古いのか
よくわからないバラード調の曲を入れていく。
なんとなく雰囲気が違うと思ったのは部屋に入るなりまず
曲を選びだすこと。日本だったら誰が先に歌うかで結構時間を
割くと思うんだけどそんなことはまったくなく逆にマイクの
取り合いになる始末。うちのバイト集団が自己主張つよいだけか?

あとやたら注文が多いこと。
マイクハウるから取り替えろだの中国語版の曲目リストをくれだの
グラスはいらないからウイスキーのデカンタと
コーラのデカンタをくれだの。なんつうか男子校のノリなのかな。
姜、趙、崔の男三人集がやたら盛り上がってコークハイをつくって
一気飲みしながら歌うなど。気づくと最初の2時間はとっくに過ぎてて
とっくに終バスどころか終電もあやしくて誰かの目論みによって
朝5時までコースにきちんと変更継続されている。
家に平謝りの電話を入れ、あたしもウタダなんかをうたいつつ
コークハイを飲みながら楽しい夜を過ごしたのでした。

で終わるなら文句ないんだけどコークハイを調子に乗って飲みすぎた
崔と姜がトイレと現実の間を彷徨っていたりしてこれが意外と迷惑。
終了時間になっても伸びてるしトイレにこもっちゃったりするし。
趙さんはなんとか生きながらえていたものの戦力外な様子。
とりあえずやっぱりなぜかこういうとき仕切りたがる性格のあたしは
全員分の会計をその日受け取った給料袋から直で渡して酔っ払い集団を
龍と龍の彼氏と一緒に店外に引っ張り出す始末。
自分と同い年のえなりかずき似の崔くんは「きゅ、きゅうきゅうしゃ~」
とか断末魔の声をあげるわ、下をむきっぱの姜はアルコール以外の飲み物を
薦めても断るわ、なかなかヘビーな飲み会明けみたくなってる。
とりあえず崔は近くの友達の家に泊まれるように龍と龍の彼氏が同乗
してタクシーで送っていき、姜はなぜかあたしが家まで送り届ける。

その日の朝シフトだった全員が寝坊し、厨房担当の社員の怒りの電話で
目が覚める最悪の事態に。きのうの今日で無断欠勤&遅刻をしたあたしは
どうやら次はクビらしい(笑
青春の1ページでした。
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by eringish | 2005-09-27 00:35 | バイトネタ  

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