2007年 04月 15日 ( 2 )

 

不器用な自分にドロップキック

絶対今年くる!と思ってやっとの思いで探し出したぶっとい
バギージーンズ。すそ上げをしてくれないお店だったから
自分でなんとかやってみようと思って何年ぶりかにミシンを取り出してきました。
失敗するの怖いから切らないではきたいな~と思ったんだけど、
切らないで穿くと「殿!殿中でござる!」って感じになっちゃうから
やっぱ切らざるを得なく。足の短い女の宿命。
だからはさみとミシン。
ただあたしは忘れていた。自分がギネス級に不器用だということに。

ミシンと格闘すること数十分。出来上がったジーンズはなぜかサブリナジーンズに・・・
せっかくなかなかないワイドバギーだったのに・・・
ちなみにステッチはでたらめで、すごい安物みたくなってしまったという・・・
負けるもんか~
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by eringish | 2007-04-15 22:09 | 遊び  

手紙/東野 圭吾

映画化もされた話題作。
強盗殺人犯を兄に持ってしまった弟の凄惨な物語。
フィクションだけど、リアルに胸に迫るものがあった。
罪なき弟、直貴が歌う「イマジン」と差別は一応ないものと
取り繕う差別だらけの現実社会。
このギャップが痛々しく読者の心に突き刺さる。

自分だけが、かはわからない。
やけに感情移入してしまった。
兄の罪で社会から異端児扱いされ、夢も愛情も仕事も奪われた弟にだ。
自分の身の回りには幸い加害者も被害者もおらず、愛情をめいいっぱい受け、
仕事も住む家もある幸福なはずな自分が。
でも気づいてしまった。
いつも誰かに向かって叫んでいたことに。
「自分にはこうして幸せになる資格なんてまるでないんです。
だけど許してください、自分は何も悪いことはしていないんです・・・」
誰か、この幸せになることへの罪悪感を、断ち切ってください、と。
はたしてそうだったか。自分は法には触れていないけれど
誰かを傷つけてしまったことはあるはずだ。
その痛みが今の自分の痛みなのか。絶えず自問自答する。
しかし、そこに他者への視線はない。
この本の主人公もまた、加害者の弟であるという意識を持ちながらも、
被害者への視線を遠ざけることで自分を守ってきた。

償うことができるのは過去ではなく未来だということを少しだけ
知った夜だった。決して明るくエネルギッシュ、な話ではないけれど
インパクトとしては隕石級の小説であることは間違いない。
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by eringish | 2007-04-15 01:35 | 映画/小説/漫画  

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