2009年 05月 24日 ( 2 )

 

炭酸水飲み比べ:イタリア天然発砲水3種

街に出たついでに炭酸水を仕入れてきた。
今回の炭酸水はイタリアシリーズ。
仕入先もデパートでちょっとリッチな気分。
今回の炭酸水はこちら。
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左から
・ULIVETO(ウリベート)   駅周辺スーパーにて購入
・PARADISO(パラディーソ)  駅ビル輸入雑貨屋にて購入
・BrioBlu(ブリオブリュ ロケッタ)  高島屋にて購入

数日前に購入して飲み比べてみた。
結論としては以下の通り。

【飲みやすさランキング】
 1位 パラディーソ
 2位 ウリベート
 3位 ブリオブリュ


以下、個別に感想を書き留めておく。

【PARADISO パラディーソ】


 アメリカンファーマシーにて購入。
丸いふくらみの部分に羽根があしらわれたペットボトル。
形からしてかわいらしい。
南アルプスの麓、イタリア北東部のポセアニア ウーディネというところで
汲み上げたお水だそうです。天然炭酸ではなく人工炭酸です。
海抜2700m級の山々の麓にはたくさんの湖や小川があって、観光地としても人気の場所。
ワインの産地としても名高いようです。

風味としては全体的に上品な印象。
硬度は290mg/Lで中程度の硬水(日本の一般的な水は0~50mg/Lの超軟水)
でペリエよりもやわらかい。ナトリウムが3.1mg/Lと控えめなのもうれしい。
炭酸はシュワシュワとキメが細かく、口の中にはじけるような味わい。
ちょうどシードル(リンゴを発酵させて造るフランスの発泡酒)から
アルコールと香料を抜いたようなかんじです。
人工炭酸なのに。ミネラルがコクを出しているのかしら。

さすがワインの名産地といった感じで、お料理といっしょはもちろんのこと、
そのまま飲んでも、万が一炭酸が抜けてしまっても、おいしいです。
まぁ、ちょっと高嶺のというか高値の、というか、花ですね。

産地はこのあたりらしいです。


【ULIVETO ウリベート】


駅周辺某ダイエーにて購入。128円也。
緑色のボトルで渋い感じのデザイン。
日本語の解説部分にサッカーイタリア代表オフィシャルミネラルウォーター
との表記が。
ちなみに産地のピサはあのピサの斜塔のピサで、
ウリベートは市街地のピサから70kmくらいのところに位置している。

肝心の飲み口だけれど、これは好き嫌いが絶対にはっきり分かれる味。
硬度が542~624mg/Lです。かなりの硬水です。
カルシウム値はなんと171mg/L、ナトリウムにいたっては74mg/Lも含まれています。
そのためスポーツ直後には汗で失われたミネラル補給を水分補給と同時にできるので
飲みやすい微炭酸でグイグイ行くのは一石二鳥にも思えます。

しかし普段飲みに関していうとネックになるのが天然とはいえ微炭酸のところ。
開栓直後は微炭酸がミネラル分をマイルドにしていて飲みやすいのですが、
なんせ微炭酸です。すぐ飲まないとすぐ炭酸が抜けます。
極端に言えば1回の食事中にもただの水になってしまう場合があります。

カルシウムとナトリウムが多く含まれている硬水なため、
炭酸が抜けるとしょっぱいというか、苦味というか
独特の味になります。
普通のミネラルウォーターで硬水がだめな人はおそらくアウトな水です。

スポーツ後にはかなりイイと思われるのですが。


【Brio Blue Rocchetta ブリオブリュ ロケッタ】

高島屋地下にて購入。147円也。
パッケージはいたってシンプル。お酒を割るソーダ水みたいなパッケージ。
日本語解説にはイタリアペルージャの美しい泉から、とある。
中田がいたチームのあるところですね。イタリア中北部です。
このお水ももともと炭酸ガスがふくまれるミネラルウォーター。

お味のほうは・・・
硬度が161mg/Lとパラディーソよりもやわらかめ。
なのですが!
ん~・・・辛口だな、ってかんじ。
薄い海水に炭酸を入れたらこんな感じじゃないかな、みたいな。
個人的には結構抵抗があるのみ応えでした。
まぁ、コッテリした料理にはあうかもしれない。
味にコントラストをつけるにはいいかな。

成分的な話をすれば、
ナトリウムが4.7mg/Lとパラディーソよりも多めに含まれています。
パラディーソは3.1mg/Lなので他のミネラル分と比べてナトリウムの
構成比率が高くなっている分酸味というか独特のしょっぱさが
あるのだと思います。

ミスイタリア御用達のミネラルウォーターが売りみたいだけど、
わざわざ買ってまで続けて飲もうとは思わないな。
ちなみにこちらも微炭酸なのでまごまごしてると抜けてしまいます。
ご注意を。

 
追記*************************************

水にやわらかいも硬いもあるか、と思っていたが、いろいろ飲み比べてみると
ちょっと味がしょっぱいと思ったもの=ナトリウムの含有量多い
(⇒カルシウムとマグネシウムも多い確立が高い)=硬水
であることが判明。
日本の水を飲み慣れている人にとってはイタリアのミネラルウォーターは
好き嫌いが分かれそうです。
まぁ、なんだかんだいって人工炭酸水のヌューダが一番手ごろで無難です。
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by eringish | 2009-05-24 21:05 | ワシ的発言  

第4回 国際みなとまち大学リーグ参加記

横浜国立大学主催の国際みなとまち大学リーグ第4回セミナーに参加してきた。
みなとまちの歴史、文化、問題点、あるいは海洋技術、工学、政策など、
グローバルかつ学際的な海のシンポジウムだ。

公開セミナーのプログラムは2日間にわたり開催され、
初日は英語のみの講演、2日目は同時通訳付き(byサイマルインターナショナル)講演だった。

1日目開催メニューは以下の通り。
1.文科系のための海洋学(UK;Southanpton Univ.)
2.海賊対策と国際協力(横浜国大)
3.持続可能な開発のための教育(国連大学高等研究所)
4.日本の漁業の管理と保全:長い伝統と現代の挑戦者たち
5.ベトナム南部の港湾:現状と発展への戦略(ホーチミン市工科大学)
6.サザンプトン国立海洋センターの紹介(UK;Southanpton Univ.)
7.ITUにおける船舶海洋工学の教育、研究(トルコ:イスタンブール工科大学)
8.上海、上海交通大学と若い学生たち(中国:上海交通大学)
9.本学における小中高生向けの造船、海洋工学研究の普及活動(横浜国大)
10.理工学へのいざない(UK;Southanpton Univ.)
11.横浜在住バイリンガル系児童のバイリンガル言語能力(横浜国大)

ご覧の通りかなりボリューミーな内容で講演時間はひとり当たり約30分、
質疑応答に10分ほどが与えられる。
期待していた講演は2,4,7,11の4つだったが、
夕飯シフトだったため11のバイリンガル児童についての講演は聞けず・・・無念。



「2.海賊対策と国際協力」のプレゼンは国際刑事法が専門の田中利幸教授が担当。

内容はマラッカとソマリアの海賊対策における日本の役割と国際協力。

マラッカでの海賊対策では、武力の直接行使を行わない日本が
護衛航海、海洋巡視などの協力を通じてアジアでの海の安全に貢献した経緯が説明される。
各国間での情報交換ネットワーク機関として情報センターをシンガポールに設立、
財政援助も行うなど、日本は海賊対策に関して積極的な国際協調姿勢を見せる。

ソマリアの海賊問題は現在最も大きな脅威で、頻度も高い。
日本の武力不行使を持って太刀打ちできないケースも多いため、
それまではアジア圏内の海は自主管理の原則の下、アジア圏内で解決を図ってきたが
ソマリア海賊問題を期にアメリカへの海賊対策への参加を要請、
アメリカによる海上保全を導入することとなる。
また、それと同時に1カ国だけでは対応しきれない海の安全問題について、
司法が国際協働体制をとり、法的な安全の整備が進められた。

こうして海賊問題は国際的な問題として、各国が協調して対策が議論されている、と。



以下は内容そっちのけでプレゼン方法についてのいちゃもん。

学会発表にはいろいろなスタイルがあるのだろうけれど、
こちらの教授はPPTを一切使わない主義のようで、口頭のみで講義を進めていく。
大学の講義ならばいざ知らず、他言語での発表でPPTなしは聞いてる側には負担大だ。
予想していなかった法典の引用があったりするのにさっぱり書きとめられない。

新しい知識を他言語で構築することは非常に難しい。
例えば月の満ち欠けについての話を聞くのであれば、
月の満ち欠けについてはすでに知っている事柄だから理解は速い。
これがたとえば副腎皮質の異常症例についての話だとすると、理解はできない。

何が言いたいかというと、自分の背景知識が比較的浅い場合、
他言語での学会発表で確実に理解できることは、
もうすでに自分の知識網にある事物の範囲内か周辺部にとどまりがちだということ。
せっかく進歩的な発表でも完全な理解はなかなか容易なことではない。
せめてレジュメだけでも人に何かを伝えたいときには用意するべきだと個人的には思った。

長くなりそうなので備忘録としてシリーズ化する。
次回は「4.日本の漁業の管理と保全:長い伝統と現代の挑戦者たち」。
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by eringish | 2009-05-24 01:21 | 勉強とか  

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