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またもや試験情報

過去の出題状況。数的以外はまとまりがない。
時事中心で、間違っても縄文時代や旧石器時代に関しての問題は出なさそう笑

今民法中心に復習してるけど不安になってきた。
でも物権変動は出そうな気がするから抜かりなく。
おととしあたりは物上保証人の問題が出たから物権、債権分野はもしかしたらもしかする。

ミクロとマクロは基礎しか出ないげで計算問題もいらなさそうだから軽く。
時事は新聞ダイジェストと速攻の時事でなんとかカバーしたいと思います。
LECの時事は網羅しすぎてて逆に使えない。

以下調べた試験問題。
2000年度
【数的】
こまに渦を書く問題
∩こんなのの三面図の問題
動く歩道で忘れ物をとりに帰る問題
三角柱を断面が正三角形になるように切る問題
1から13までのカードを4人に配る問題
六郎とか四郎の席の配置の問題
ロボットが自分を複製していく問題
3人で3種類のテストを受ける問題
5肢のうち2つがあてはまるようにABCの順番を当てる問題

思想はヘーゲル。
地理のハイサーグラフは1。
化学はアルコールが分子結晶。


2002年度
24題/60題
【時事】ペイオフ(破綻した金融機関を継承する金融機関に資金補填して預金者を保護)
【時事】PKO法改正
【数的】購読紙
【数的】クッキーとせんべい、赤、青、1から6の箱に入っている
【数的】煙突
【時事】直木賞作家、サミットの不調
【横浜時事】福祉センター(子育て支援)について
【世界史】近代史並び替え
     (アポロ、佐藤栄作、湯川秀樹、ペニシリン派遣、アインシュタイン、アフガン侵攻、
      ドイツ軍のポーランド侵攻、ベルリンの壁崩壊)
【スポーツ時事】オリンピック(柔ちゃんとか、メダルの数とか北島とか)
【数的】メモ帳の作り方
【数的】ABCのマラソン順位と各人の距離
【数的】いらないブロック
【数的】野球のリーグ数と勝ち数
【数的】ねずみ
【数的】水の排出量
【時事】ISO、グリーン購入法、PFI、カフェテリア
【時事】ニムダ(ウイルス)、BtoB、BtoC、
【数的】ABCD21歳~24歳 うそつき問題
【経済】下級財とギッフェン財(所得効果と代替効果の関係性について)
【経済】インフレギャップ、デフレギャップ
【時事】BSEとマック(売り上げ減ではない)
【数的】積が6になる組み合わせ
【数的】資料解釈 採用試験
【スポーツ時事】ワールドカップ詳細
・国内会場数は11 ⇒×
・日本はH組で、さいたまで対ベルギー、横浜で対ロシア、大阪で対チュニジア
・名称の日本の表記から国名を削除
・アジアでの開催、2カ国での共催は初めて
・ビールの持ち込みや販売ができる


2007年度試験

№1-2:政治学   №3-6:憲法     №7-8:行政法(学)
№9-10:民法   №11-14:経済    №15-24:社会・時事
№25-28:現代文  №29-32:英文     №33-40:判断・数的・資料
№41:憲法    №42-43:行政法(学) №44:民法
№45-46:経済   №47-48:社会学   №49-51:社会・時事
№52-54:現代文  №55-56:英文   №57-60:判断・数的・資料

【数的】5角形を並べて円にする、いくつ必要か。
180-(82.5×2)=15
360÷15=24
24×3=72

【数的】100メートル走をA~Eで3回走る奴は、Dが3回目に3位
【社会】イラクでシーア派やクルド人が弾圧
【社会】韓米仏ドイツの政党関係
【社会】労働条件について(給料日、外貨払いetc
【社会】教育の法律?に追加された文
【経済】x財y財
予算制約線が二本と効用曲線の問題
所得増加したとき
A点ではXY両方とも需要増→両方上級財
B点ではX需要増→上級財、Y需要減→下級財
【憲法】条約と憲法の優劣
A説:憲法は条約に優越する
B説:条約は憲法に優越する

a説:条約締結に対して違憲審査できる
b説:     〃           できない

迷いどころは確か、「A説に立てばab説どちらもとりうる」「B説に立てばa説をとることはできない」
【社会】年金の方式 積み立てが貯蓄の点で優位
【数的】1周200のロープを4分割
【数的】3人でア、イの2択問題を6題解いたとき
【数的】駐車場・マンション
AとBとの領域を定めAの60%の土地にマンションを建てて、
Bの一部を駐車場にして、マンションと駐車場の比を2:1にすると、
Bの領域に占める駐車場の割合はいくつ
【数的】黒-灰-白の点を通る交わらない直線
     黒→灰→白と結ぶのは21個
【社会】犬はガンとかも嗅ぎ分けるのでこれからの医療に期待できる
【社会】M&Aの問題
【数的】正四面体4つでできる立体の組み合わせ
【数的】3つの機械で部品の組み立て
【数的】1から300の間で割切れる自然数
【資料解釈】2000年を100とした輸入製品の(資料解釈)
【資料解釈】ある都市Aにおける平成13年と平成18年(資料解釈)
【数的】機械1は部品aを1秒で1個生産し1秒休む
機械2は部品bを2秒で2個生産し1秒休む
機械3は部品a,bを各2個使ってx秒に製品cを2個生産し1秒休む
機械1,2を同時に動かし、6秒後に機械3を動かす
Xは?

12秒でaが6個,bが8個生産される
機械cは2個1セットで使うのでaが3セット,bが4セットと換算
bが不足することはありえず、aの3セットを12秒で使い切るようにすると
12÷3=4で、1秒の休みを差し引くとx=3
x=3のとき、機械1,2を6秒先行させれば部品の生産が追いつかなくなることはない
よって3秒が正解
【経済】経済の世界価格の問題
【社会】トルーマンドクトリンの問題とエスニシティーの問題

このくらい。
出典すべて2ch。
信憑性は高くないがないよりまし。
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by eringish | 2009-06-19 17:04 | 市役所試験  

いまさら横浜市試験科目調査

横浜市の出題科目について情報が少なすぎる。
今までちまちま調べていたんだけれど、具体的な情報がさっぱりなくて
なんとなく教養、専門の勉強をしてきた。

毎年3000人近く受験していて、その情報が流れてこないのが不思議。
みんなやっぱりものすごく品行方正なのだろうか?
それとも予備校で全部教えてもらえるんだろうか。
謎。

ともあれ今更去年の出題内容が判明したので備忘録。
案外と専門多くて焦る。。。

2008年度 横浜市役所 出題状況
1【政治】ソ連の外交史
2【憲法】憲法前文(裁判規範性の否定説3つに対する反対説2つ)
3【憲法】25条生存権に関する3つの学説について
4【憲法】9条の解釈(判例)
5【行政法】情報公開法
6【民法】贈与に関する規定
7【経済】貨幣供給量を増加させたときの効果
8【経済】2つの野菜の供給曲線と需要曲線
9【経済】WTO・EPA・FTA
10【経済】基軸通貨としてのドル(ブレトンウッズ体制~サブプラ・原油高)
11【経済】第一次世界大戦後のアメリカ
12【社会】確定給付年金について(世代間格差など)
13【社会】医療制度(メタボ検診、後期高齢者医療制度など)
14【社会】栄養教諭制度の概要
15【行政法】機関委任事務の概要と変遷
16【日本史】平氏政権
17【世界史】産業革命について
18【芸術】ルネサンス
19【芸術】日本での漢詩
20【地理】地形問題(カルスト、リアス式海岸、U字谷、扇状地、サンゴ礁)
21【物理】帯電
22【化学】塩化○○(エチレン?)、mol
23【生物】ヒトの血液(抗体、ヘモグロビン、血糖値・インスリンなど)
24【地学】天体・惑星の特徴(水星、金星、火星、木星、土星)
25【現代文】アダムスミスの「神の見えざる手」理論
26【現代文】とりあえず誰でもいいから好きな作家一人選んで、「全集」読んどけ
27【現代文】科学者も芸術家も自分の楽しみ(好奇心)を仕事に
28【英文】
29【英文】
30【英文】
31【英文】
32【数的処理】対応関係:観覧車に乗ったA~H8人の写真を撮ってみた
33【数的処理】図形:正方形を1回切って貼り付けて、別の角度でもっかい切る
34【数的処理】20mのロープをAとBが二人で切る
35【数的処理】3つの球体全てが回転するのはア~ウのうちどれ
36【数的処理】長方形を回転させたとき、長方形から一定距離にある点Cの軌跡
37【数的処理】12枚の白いカードに赤・青・黄を塗る
38【数的処理】正三角形の各辺を2倍させてできる正三角形の辺を更に2倍
39【数的処理】(10a3)X(10b4)Y(10c5)Z(10d6)=10
40【数的処理】H15~17年のとある自治体の自主財源と依存財源の内訳
41【憲法】国会の委員会制度
42【行政法】機関委任事務
43【民法】A→Bに3000万。Cの土地に抵当権。Dを保証人
44【経済】日本の財政事情(歳出に占める割合)
45【経済】地方の財政事情(交付税・補助金など)
46【経済】大量生産制について
47【経済】60S~90Sの日本事情(歴代首相の政策・貿易摩擦など)
48【社会】労働協約について
49【社会】非正規雇用者について(パートタイム労働者、春闘)
50【社会】各国の最近の政治(英ブラウン、独メルケル、仏サルコジ、伊、露)
51【社会】地球温暖化対策
52【現代文】前近代と現代(物にも「魂」がある)
53【現代文】
54【英文】
55【英文】
56【英文】
57【数的処理】〔メガネ→コート〕〔?〕〔?〕〔メガネ→ブーツ〕
58【数的処理】高速道路上の3つのA・B・Cインター間の渋滞可能性
59【数的処理】A~F6人のうち3人うそつき
60【数的処理】転職してもよい人と、一社継続希望の人の1995と2005のDI値比較


ま、ソースは2chなんでね。いいかげんですけど。
さて、明日から図書館通うかなー
近くのLECがつぶれてしまいましたので。。。
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by eringish | 2009-06-15 22:48 | 市役所試験  

最近のお勉強具合

あと横浜市役所試験まで2週間。
先月あたりから横浜市の問題形式に標準をあわせて勉強をしています。
だから、専門科目のインプットは一応ひと通りしたけれど、
民法カット! 憲法カット! 行政法カット! 経済原論カット!
して身軽になりました。

しかし。横浜市は教養試験といいつつ
専門試験レベルの経済や法律問題があるとのこと、
どこまで深入りすればいいのかわかりません。
久しぶりにミクロでも解いてみるか~、と問題集を開いてみたところ。
・・・?
・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・!
まったくわかりません007.gif

というわけで試験2週間前なのにミクロ経済のインプットをしようと思います・・・
ちなみにマクロ経済はミクロより苦手・・・
どうなることやら…


(ここ1週間のお勉強メニュー)
行政学復習(講義DVD)or横浜市徹底演習講座DVD
判断推理 新スーパー過去問ゼミ10題
数的推理 新スーパー過去問ゼミ10題

(これからのお勉強メニュー)
ミクロ経済(講義DVD) 不完全競争あたりから
ミクロ経済問題集 クイックマスター文章題20問
判断推理 新スーパー過去問ゼミ10題
数的推理 新スーパー過去問ゼミ10題


がけっぷち。
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by eringish | 2009-06-14 17:09 | 市役所試験  

よくわからないジャメビュ現象

小さい頃から謎だったことがある。

おそらく自分のルーツと関わっていることなんだろうけど
似たような経験をした人がいないから
自分が異星人になったような気になることもよくある。

下のエントリでも書いた、
「ある日突然楽譜が読めなくなる」
現象。

3歳からピアノを習い始めて、
1年で楽譜はほぼマスター、5歳頃にバイエルを修了する標準的なピアノ好きな子ども
だったのだけれど、ある日ピアノに向かうと、いつも音階がすっと入ってくる
楽譜が、ただの記号列にしか見えない。
絶対音感は子どもの特性として身についているんだけれど、
音から楽譜は描けるのに楽譜から音が再生できない。
日本語とフランス語くらい読み方の感覚が違って認識された。


こんなようなことは楽譜に限らず起きたりする。

とても仲のよい友達がいる。
ある日目覚めると今までその友達と過ごした自分と今いる自分は別人だと感じる。
相変わらずその友達の属性やなんかはきちんと覚えているのだけれど
経験値をリセットしてしまったような感覚。
自分にとってのその人のポジションが真っ白になる。
そしてこれは毎日電話するような関係の恋人に対してもたまに生じる。
これは結構なストレスになる。
ちょっとずつ積み上げてきたはずのタワーを毎日壊されている感覚。



何か話そうとする。
話し出したとたんに隣の席の人の声が大きく聞こえてきて
次の瞬間、自分が何をしていたのか分からなくなる。
雑音を聞きながら考えることはできても、言葉に置き換える途中で
リセットボタンが押されてしまう。
だから重要なことは書いてから話すことにしている。


右手と左手の指を組んでみる。
その組んだ指を見ながら右手の薬指を動かそうとする。
間違えて右手の中指を動かしてしまう。
こんなことはきっと誰にでもあるはずだ。
小さい頃数人で手のひらを重ねていって一番下に手のひらがある子が
誰かの手を打ったら勝ち、みたいなゲームをしていると
どれが自分の手かわからなくなったりしていた。
多分これはわりとポピュラーな現象な気がする。


このようにいろいろ挙げてみたが、
こんなような"よく知ってるはずなのに突然わからなくなる、できなくなる"
という既視感の逆のような現象(メジャヴュというらしい)が多くて
たまに自分が不安になる。
記憶の一部喪失ともいえなくないが、記憶というよりも経験が
すっぽり抜けたかんじになるのだ。
例えていうならゲームのコントローラーをラスボスシーンでいきなり渡された感じ。
操作方法は分かるけど戦い方が分からない、みたいな。
もっと具体的にいえば人間関係図はそのままに、背景を全てリセットしてしまったようなかんじ。
多分一種の記憶の障害が起きているのだと思われる。


まぁ、読めなくなった譜面も勉強しなおして読めるようになったし、
薬指と薬指の区別なんてあってないようなもんだし、
日常生活もなんとかなってきたからこれからもなんとかなるだろうけど。

こんなことがしょっちゅう起きていると若年性認知症かもしれない、なんて
あせるときもある。
脳みそをいたわらないとなぁ。

似たような経験をしたことがある人がいたら是非コメント残していってほしいです。
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by eringish | 2009-06-10 01:19 | 今日のはてな  

「運命に負けないくらい幸せになりなさい」

私はどんなに好きなものでも忘れることには容赦ない。


村上春樹は好きだけどあれやこれや読まない。
『海辺のカフカ』はとってもツボにはまったけど
上下巻だったことくらいしか覚えてないし、
かといってあの量を読み直すような気力もない。

映画は好きだし結構いろんなものを見ている気がする。
でもいざその映画の話になると登場人物の名前すら
覚えていなかったりする。
当然結末はあやふやにしか覚えていないものだ。

幼い頃大好きだったピアノだって
ある日目覚めたら譜面の読み方をきれいさっぱり忘れていて
突然弾けなくなってしまったりしていた。

こんなヘタレ精神溢れるザルな脳みその私が唯一と言ってもいいくらい
何度も読み返している本がある。

**************************************
『運命のタロットシリーズ第13巻 -女教皇は未来を示す-』
a0032796_2111578.jpg 
   
  「運命に負けないくらい幸せになりなさい」 
      この一言の意味の確認のために。


 13,14歳のころ、多くの者がそうであったように私もまた運命を信じていた。
 ちょうどテレビや本に出てくる登場人物みたいに、この先の物語はあらかじめもう全て決められていて、私の意志の入り込む隙なんて1ミリたりともないのではないか、
私の人生だと思っているこのおはなしの裏にはゴーストライターがいて、私が自分だと思っている
人間も、もしかしたら単なるあやつり人形にすぎないのではないか、と。

そんなことを思いつつ、漠然と腑に落ちない思春期を過ごしていたところに
この本との出会いがあった。

 そのころ少女小説の代名詞だったティーンズハート、背表紙はピンク、
表紙は少女マンガばりのポップな文庫本。そんな外見とうって変わって
シリーズ後半からどこをどう間違えたのか、恐ろしくSFになっていく物語の展開に、
読んでそのまま衝撃を受けた。


 まず、この話の根幹をなしているのは運命の決定論と非決定論の争いである。
本題の前にこの説明からしておくべきだろう。

 決定論はニュートン力学の考え方で、運命はあらかじめ決まっているのだ、とする考え方。
すべては「重さ」「速さ」「温度」「気分」などの要素によって力学的に計算されていて、
人々はその計算式に沿って予定通りの行動をしているだけなのだと考える。
この考え方では最終的に人間の意志は存在しない。
どんなに自分の意志だと思っていても、あるのは運命だけなのだ。
これを受けて19世紀の数学者ラプラスは
「あらゆる素粒子の運動を正確に知ることができたなら、この世界の運命を
はじめから終わりまで知ることができる」と、俗に"ラプラスの悪魔"と呼ばれる有名な言葉を残した。
 
 この運命決定論をくつがえしたのが20世紀にハイゼンベルクが発見した量子力学の世界観だ。
彼は粒子の運動量と位置を同時に正確には測ることができない事実を証明した。
つまり、ミクロの世界ではニュートン力学では解明できないのだ。
これを不確定性原理という。これによりラプラスの悪魔は退治され、
ニュートン的決定論が絶対ではないとする論拠が成立した。
量子力学的世界では人間が意志を持つことが肯定される。
運命は、人間が意志をもって作り出しているものなのだ。


さて、この物語の世界では運命はあらかじめ決められていて、
「アカシック・レコード」というものに記されている。
そして、登場人物たちはこの記された運命を「改変」しようとする陣営と
記された運命に忠実に従おうとする陣営の2つに分かれて現在・過去・未来で戦いを
繰り広げるのだ。
ちなみに戦っているのは「運命のタロット」というタロットに宿った精霊、という設定がある。
この辺はいかにも少女小説らしい設定だ。

主人公はティータンズと呼ばれる運命に従う陣営に属する女の子。
「改変」を目指すプロメテウス陣営から殺されそうになったり、
地球を滅ぼされそうになったりする。
そのたびに戦い、「正しい」歴史を守ろうと必死になる。
シリーズ前編では「改変」を企むプロメテウスは主人公目線で描かれており、
「悪」の存在として登場することが多い。
しかしシリーズ後半では、そう思ってきた主人公自身が揺るぎ始める。
この歴史は本当にこれでいいのだろうか、と。

ある日ある出来事の「改変」をかけてプロメテウスの陣営が主人公に戦いを挑んでくる。
正しい歴史を守り通せれば主人公の勝ち、
未来を変えることが出来れば相手の勝ちだ。
その出来事とは、クラスメイトの自殺だった。

結局勝負は主人公の勝ちとなった。
「こんな勝ちならいらない…」
主人公はつぶやく。
そんな主人公に勝負の相手方≪女帝≫は言う。
「幸せになりなさい」
「運命に負けないくらいに幸せになりなさい。この運命がきまっていたといわれて、
嫌だと思うなら、絶対に負けないように幸せになるのよ。
たとえ他人から運命だといわれても、これは自分の選んだものだといえるくらいに
絶対に幸せになるという意志をもって生きるのよ」
と。

結局、運命に従うのも運命に抗うのも、それは手段にすぎないのだ。
≪女帝≫は暗に示す。幸せになるために歴史を守るのも、
幸せになるために歴史を変えるのも、たまたまその二つの間に線が
ひかれているだけで、本質的には両者は同じ幸せという方向を向いているのだ、と。

***************************** 

この本を読むと年齢とともに見えなかった部分がだんだんと
見えてくるような気がして毎回新鮮な気持ちになる。
細部まで設定が作りこまれているので独特の世界観に浸れる。

ちなみに第1部の運命のタロットシリーズは全13巻、
その後第2部で真・運命のタロットシリーズ全11巻。
全部出るまでに12年を費やした超ロングタームな作品。
第2部の真・運命のタロットシリーズは虚数意識論と相対性理論がコラボします。
正直なぜティーンズハートからこれを出してしまったのか、理解に苦しみます。
そして予想通り廃刊になり、復刊を求める声が結構多いという。
まぁ、アマゾンとかなら売ってるけどね。
買っておいてよかった。

長くなりましたが、いい作品です。
SF好きにお勧め。
読みたい人は図書館にならあるはずです。
探してみましょう。

ちなみにはじめの数巻は普通にハートマークとかが文中に出てくるような
スウィートな少女小説なので覚悟しておいたほうがよいでしょう。
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by eringish | 2009-06-05 02:11 | 映画/小説/漫画  

レゾンデートル

「これが彼らにとってのレゾンデートルである」
聞きなれない外来語だなぁと思ってよく考えてみたら(みなくても)フランス語だった。
レゾンデートル、raison d'être;存在意義。

************************************

 生きるとは何なんだろうか 
  戦うことか 守り続けることか
 
 正しさとは何なんだろうか
  踏み外さぬことか 自分だけが失わぬことなのか

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去年の今頃、仕事中に車のラジオから流れてきた
アコースティックギターとボーカルだけのシンプルなライブ演奏。
その分衝撃的に響いた。
PhilHarmoUniQueの「みちしるべ」。

映画イキガミの主題歌としても有名だが、
PhilHarmoUniQueというバンドの背骨的な作品でもあるらしい。
彼らのバンド(前身的バンド)がバラバラになりそうになったときに
なぜ彼らが音楽をやっているのか、
そのレゾンデートルとして作ったのがこの曲であるという。

私自身は映画を見ていないのでなんとも言えないけれど、
聞くところによるとまるでこの映画にしつらえたようにストーリーにぴったりくる
歌詞と効果的なメロディラインだったという。
けれど、この歌は映画のために書き下ろされたのではなく、
PhilHarmoUniQueの前身である「自由人」というバンド時代から
歌い続けてきて、日の目を見たのがこの映画との出会いだったという話らしいのだ。

なるほどとってもいい歌だと思うけれど歌詞がちょっと説教くさすぎて
音楽だけで売ろうとしたならファーストもしくはセカンドとして売り出すには
車体が重すぎてアクセルがかかりにくい作品なのかもしれない。
だから映画という後押しを受けたのはいいチャンスだったとも思う。

「みちしるべ」の発売を控えてギター兼ボーカルの人が
沖縄から札幌まで全国のラジオ局に弾き語りで廻る「みち旅」を始め、
5月20日から10月8日までに100以上の場所でわざわざ生で「みちしるべ」
を歌った、というのだからこれには「J-POPなんてたかだか商業音楽でしょ」、と
心のどこかで思っている自分もこのバンドの「伝えたい」という意志と意気込みを感じた。
現に私は札幌の車の中で彼の歌声を聞いて、こころが動かされた。

生きてるとは何か、何が正しさなのか、普遍的な答えがあるはずもないし、
考えたところでおなかは膨れないけれど、
個人的には人としてどうありたいかは絶えず問い続けることには
何かしらの意義があると思う。
地獄で生きるにしても自分に折り合いさえついていれば決して不幸だとも言い切れないように
最終的に何が幸せかを規定するのは自分がどうありたいかだと思うので。

まとまらなかったけど
この曲はいい曲です。
きっとみんなのレゾンデートル。
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by eringish | 2009-06-03 13:30 | 音楽  

みなとまち大学リーグ参加記2

だいぶ冗長気味になってしまったけれどせっかくなので第二回。

横浜国立大学環境情報研究院教授の松田裕之先生の講演。
タイトルがかっこよくて「日本漁業の管理と保全:長い伝統と現代の挑戦者たち」。
なんか中島みゆきの歌声の聞こえてきそう。


松田先生の研究発表の内容は主に「漁業と生態系の関係について」。
当初タイトルから漁業の手法とシステムなんかについて発表してくれるのかと思っていたので
少々残念ではあったけれど、そもそも突き詰めれば
生態系を語ることなく漁業システムを語ることはできないはずだということをすっかり忘れていた。





以下講演要旨。


日本の漁業の特徴は、生産はもちろん海洋管理までを国家資本に頼らずにやってきたことである。
日本の海洋資源は主として漁業従事者によって守られてきた。
生態系や種の多様性についても長い間、ハマのしきたりの中で保全されてきた。

しかし経済的な発展などを背景に乱獲やそれによる生態系バランスの異常が
発覚し始めると、漁業従事者の自治に任せていた漁業ルールに国家が介入し、
漁業従事者に対し、(主に漁獲)規制を行うことで
生態系維持を図る措置がとられるようになった。
半世紀ほど続いたこのモデルも、近年では新たな展開を見せている。

きっかけは世界遺産である知床半島の資源管理計画である。
政府は、この計画の中でこれ以上の漁業従事者への規制を行わない方針を明らかにしたのである。
これはユネスコおよびIUCNが環境要因と生態系との関連データの
活用方法と環境基準を定めたことからの影響が大きいと思われる。
データの活用方法と環境基準を定めたことによって、地域レベルで自発的な活動が
促されることが期待されるからだ。
資源管理計画で行動規範が示されたことで、
地域に合ったより効果的で柔軟な環境活動が広まることだろう。

松田先生は地域における環境保全活動の例として
伝統漁法、魚垣(ナガキ)を挙げた。
a0032796_0134938.jpg←宮古島の魚垣
魚垣は、沖縄(主に小浜島、伊良部島)、九州、ポリネシア、東南アジアで広く見られる伝統漁法のこと。
海の浅瀬に石垣のようなものでプールを作り、そこへ入った魚を干潮時に捕まえる昔ながらの漁法だ。
この漁業システムは取り過ぎない漁業で海を育てる役割もあるところが特長であるが
漁具の発達とともに現在では一部を除いて魚垣による漁業はあまり行われていない。
しかし、魚垣の跡地は各所に残っており、その水産的文化価値の高さから
漁村歴史文化財百選に認定されてもいる。

海を育てた漁業スタイルが文化財となって地域の人々の手で保全されていく、
同時にそこに生息する生態系をも守り、持続可能な発展を成し遂げていく、
そんな里山ならぬ里海のスタイルが地域で引き継がれていく体制が
草の根レベルで整いつつある。





松田裕幸先生は生態学の研究者で、ユニークな視点から研究を行っている。
さまざまな研究の成果が載ったHPの目次にぽつんと「私のお勧めの歌」とあり、
「発生学の歌」「遺伝学の歌」「進化学の歌」がそれぞれリコメンドされている。
こういう遊びの分かる先生は大好きだ。
それにしても「発生学の歌」がおたまじゃくしとはしゃれている。
ページの下のほうに「リスク管理の歌」として中島みゆきが載っていた。
なんだ、結局中島みゆきが好きなのか。

ウルルン滞在記でも台湾の澎湖諸島で伝わる魚垣漁(スーフー漁)が紹介されたことがあって、
おもしろい漁法だなって気になっていたけど、日本でも古来からあったんですね~
仕掛け漁は凝ってる分とってもドキドキします><
試験終わったら修学旅行してこよっと。

↓ 澎湖諸島の石滬 (スーフー)
a0032796_0124834.jpg
この美しさから台湾のハワイとも呼ばれているそうです☆
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by eringish | 2009-06-02 00:15 | 勉強とか  

ぎゃああああああ

6月になってしまった・・・
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by eringish | 2009-06-01 21:38 | ワシ的発言  

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