よくわからないジャメビュ現象
小さい頃から謎だったことがある。
おそらく自分のルーツと関わっていることなんだろうけど
似たような経験をした人がいないから
自分が異星人になったような気になることもよくある。
下のエントリでも書いた、
「ある日突然楽譜が読めなくなる」
現象。
3歳からピアノを習い始めて、
1年で楽譜はほぼマスター、5歳頃にバイエルを修了する標準的なピアノ好きな子ども
だったのだけれど、ある日ピアノに向かうと、いつも音階がすっと入ってくる
楽譜が、ただの記号列にしか見えない。
絶対音感は子どもの特性として身についているんだけれど、
音から楽譜は描けるのに楽譜から音が再生できない。
日本語とフランス語くらい読み方の感覚が違って認識された。
こんなようなことは楽譜に限らず起きたりする。
とても仲のよい友達がいる。
ある日目覚めると今までその友達と過ごした自分と今いる自分は別人だと感じる。
相変わらずその友達の属性やなんかはきちんと覚えているのだけれど
経験値をリセットしてしまったような感覚。
自分にとってのその人のポジションが真っ白になる。
そしてこれは毎日電話するような関係の恋人に対してもたまに生じる。
これは結構なストレスになる。
ちょっとずつ積み上げてきたはずのタワーを毎日壊されている感覚。
何か話そうとする。
話し出したとたんに隣の席の人の声が大きく聞こえてきて
次の瞬間、自分が何をしていたのか分からなくなる。
雑音を聞きながら考えることはできても、言葉に置き換える途中で
リセットボタンが押されてしまう。
だから重要なことは書いてから話すことにしている。
右手と左手の指を組んでみる。
その組んだ指を見ながら右手の薬指を動かそうとする。
間違えて右手の中指を動かしてしまう。
こんなことはきっと誰にでもあるはずだ。
小さい頃数人で手のひらを重ねていって一番下に手のひらがある子が
誰かの手を打ったら勝ち、みたいなゲームをしていると
どれが自分の手かわからなくなったりしていた。
多分これはわりとポピュラーな現象な気がする。
このようにいろいろ挙げてみたが、
こんなような"よく知ってるはずなのに突然わからなくなる、できなくなる"
という既視感の逆のような現象(メジャヴュというらしい)が多くて
たまに自分が不安になる。
記憶の一部喪失ともいえなくないが、記憶というよりも経験が
すっぽり抜けたかんじになるのだ。
例えていうならゲームのコントローラーをラスボスシーンでいきなり渡された感じ。
操作方法は分かるけど戦い方が分からない、みたいな。
もっと具体的にいえば人間関係図はそのままに、背景を全てリセットしてしまったようなかんじ。
多分一種の記憶の障害が起きているのだと思われる。
まぁ、読めなくなった譜面も勉強しなおして読めるようになったし、
薬指と薬指の区別なんてあってないようなもんだし、
日常生活もなんとかなってきたからこれからもなんとかなるだろうけど。
こんなことがしょっちゅう起きていると若年性認知症かもしれない、なんて
あせるときもある。
脳みそをいたわらないとなぁ。
似たような経験をしたことがある人がいたら是非コメント残していってほしいです。
おそらく自分のルーツと関わっていることなんだろうけど
似たような経験をした人がいないから
自分が異星人になったような気になることもよくある。
下のエントリでも書いた、
「ある日突然楽譜が読めなくなる」
現象。
3歳からピアノを習い始めて、
1年で楽譜はほぼマスター、5歳頃にバイエルを修了する標準的なピアノ好きな子ども
だったのだけれど、ある日ピアノに向かうと、いつも音階がすっと入ってくる
楽譜が、ただの記号列にしか見えない。
絶対音感は子どもの特性として身についているんだけれど、
音から楽譜は描けるのに楽譜から音が再生できない。
日本語とフランス語くらい読み方の感覚が違って認識された。
こんなようなことは楽譜に限らず起きたりする。
とても仲のよい友達がいる。
ある日目覚めると今までその友達と過ごした自分と今いる自分は別人だと感じる。
相変わらずその友達の属性やなんかはきちんと覚えているのだけれど
経験値をリセットしてしまったような感覚。
自分にとってのその人のポジションが真っ白になる。
そしてこれは毎日電話するような関係の恋人に対してもたまに生じる。
これは結構なストレスになる。
ちょっとずつ積み上げてきたはずのタワーを毎日壊されている感覚。
何か話そうとする。
話し出したとたんに隣の席の人の声が大きく聞こえてきて
次の瞬間、自分が何をしていたのか分からなくなる。
雑音を聞きながら考えることはできても、言葉に置き換える途中で
リセットボタンが押されてしまう。
だから重要なことは書いてから話すことにしている。
右手と左手の指を組んでみる。
その組んだ指を見ながら右手の薬指を動かそうとする。
間違えて右手の中指を動かしてしまう。
こんなことはきっと誰にでもあるはずだ。
小さい頃数人で手のひらを重ねていって一番下に手のひらがある子が
誰かの手を打ったら勝ち、みたいなゲームをしていると
どれが自分の手かわからなくなったりしていた。
多分これはわりとポピュラーな現象な気がする。
このようにいろいろ挙げてみたが、
こんなような"よく知ってるはずなのに突然わからなくなる、できなくなる"
という既視感の逆のような現象(メジャヴュというらしい)が多くて
たまに自分が不安になる。
記憶の一部喪失ともいえなくないが、記憶というよりも経験が
すっぽり抜けたかんじになるのだ。
例えていうならゲームのコントローラーをラスボスシーンでいきなり渡された感じ。
操作方法は分かるけど戦い方が分からない、みたいな。
もっと具体的にいえば人間関係図はそのままに、背景を全てリセットしてしまったようなかんじ。
多分一種の記憶の障害が起きているのだと思われる。
まぁ、読めなくなった譜面も勉強しなおして読めるようになったし、
薬指と薬指の区別なんてあってないようなもんだし、
日常生活もなんとかなってきたからこれからもなんとかなるだろうけど。
こんなことがしょっちゅう起きていると若年性認知症かもしれない、なんて
あせるときもある。
脳みそをいたわらないとなぁ。
似たような経験をしたことがある人がいたら是非コメント残していってほしいです。
by eringish | 2009-06-10 01:19 | 今日のはてな